自分の手でつくった新しい部屋: 築50年の家の部屋改装
このブログでは、築50年の中古一戸建ての2階にある私の部屋をDIYした経験について、金額や詳細をお話しします。
私の部屋は、6畳と3畳の間仕切りがあり、砂壁で仕上げられています。
砂壁には湿気を吸収したり、防火の効果があるものの、砂がボロボロと落ちてくるのが不便でした。
今回の計画では、この6畳と3畳の間仕切りを取り扱い、壁にペンキを塗り、砂が落ちないようにしました。
また、畳をクッションフロアに変えました。
実際の費用は以下の通りです
- コンパネ10枚・・・23,000円(ウッドショックで値が上がっています)
- 桟木50×30×4m 24本・・・9,504円
- コーススレッド・・・1,105円
- 砂壁下地剤(スプレータイプ)+詰め替え用・・・3,602円
- 石膏ボード(天井用9㎜4枚)・・・1,628円
- シーラー(水性)4ℓ+7ℓ・・・14,146円
- 水性ペンキ(こげ茶)・・・3,608円
- 水性ペンキ(ミルキーホワイト)・・・36,316円
- 水性ペンキ(ミントグリーン)・・・2,280円
- 水性ペンキ(シャドーピンク)・・・2,508円
- パテ・・・1,754円
- クロス(のり付き2m)・・・2,178円
- 刷毛+養生テープ他雑材・・・10,433円
- クッションフロア+両面テープ・・・25,447円
合計金額は137,509円です。
壁の取り壊し
壁の取り壊しでは、6畳と3畳の間仕切りと砂壁を撤去しました。
壁を取り扱うことで、天井裏や壁の裏側が見える隙間が生じましたが、これらを塞ぐ作業を行いました。
取り壊し作業中、ホコリがかなり舞い上がりました。
柱は残すことに決め、3畳の棚も撤去しました。
棚の面は石膏ボードでしたが、取り外す際に穴を誤って開けてしまいました。
新しいボードを貼り付け、隙間はパテで埋めました。
押し入れと床の間も取り外しました。
砂壁にペンキ塗りしました
砂壁にペンキを塗る作業は非常に手間がかかりました。
砂壁を固められる「和室壁用下塗り剤」と「シーラー(シリコン樹脂下地剤)」を使用しました。
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最初にスプレータイプの下地剤を砂壁に使用しましたが、スプレー部分がすぐに詰まってしまう問題がありました。
1時間ほど乾燥させてから、ローラーを使ってシーラーを砂壁に塗りました。
スプレーで下地をした後も、砂壁は水分を吸い込むため、4リットルのシーラーがすぐになくなりました。
1時間ほど乾燥させてから、水性ペンキを合計3回塗りました。
1回目は水を多めにして砂壁に浸透させ、2回目と3回目は水を使わずに、砂壁をコーティングしました。
最初はローラーで作業していましたが、砂壁は刷毛を使った方が効果的かもしれません(途中でかなりの挫折感を感じました)。
3回目の塗装が終わると、砂壁は見違えるほど美しく仕上がりました。
砂壁に使用したペンキは「ミルキーホワイト」で、砂壁をしっかりと固め、コーティングできました。
柱の部分は、猫の爪とぎ跡や傷が多かったため、「こげ茶色」で塗り、傷が目立たないようにしました。
畳をクッションフロアへ
古い畳を撤去し、クッションフロアに変えました。
畳の厚みは約6㎝で、床に5㎝×3㎝の桟木と12㎜のベニア板を敷きました。
図面を作成すると、材料がどのくらい必要かが分かります。
桟木は30㎝のピッチで配置し、その間に3㎝の青いスタイロフォームを挟みました。
べニア板は90㎝×180㎝を使用し、隙間はパテで埋めました。
クッションフロア
べニア板を張り終えたら、クッションフロアを張ります。
ホームセンターで幅1.82m、長さを3.6mに切ってもらったものを3枚購入しました。
クッションフロアの貼り付けは、施工が簡単な「両面テープ」を使用しています。
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完成
完成しました。
作業日数は7日間です。
特に砂壁の処理には時間とお金を費やしました。
棚や押し入れから出た廃材を使って、壁を撤去した後の隙間を埋めることができたのは幸運でした。
押し入れはミントグリーンで塗り、別空間というイメージで仕上げました。
上の収納はそのまま活用し、クロスで仕上げました。
終わりに
築50年の中古一戸建ての2階にある【私の部屋】をDIYした詳細についてお話をしました。
DIY内容は次の通りです。
- 6畳間と3畳間を1つの部屋に統合し、約10畳の広いスペースを作りました。
- 砂壁を水性ペンキで白く塗りました。
- 古い畳を撤去し、クッションフロアに張り替えました。
このDIYプロジェクトには、合計で137,509円かかり、作業期間は7日間でした。
プロジェクトを始める際、図面を作成し、必要な材料の数量を把握することが大切です。
これにより、無駄な出費を減らすことができます。
このプロジェクトで最も難しかったのは、砂壁の処理でした。
しかし、最終的にはキレイに仕上げることができ、満足のいく結果が得られました。
最初は石膏ボードを使用してクロスを張ることも検討しましたが、費用的にペンキの方が合理的であると判断しました。
自分の部屋を自分の手でカスタマイズできたことに、大きな達成感を感じています。
今、この新しくなった部屋でブログやYouTubeの制作を楽しんでおり、とても快適です。
読者の皆様、最後までお読みいただき、ありがとうございました。