【はじめての土作り①】庭の片隅を掘り起こしてみよう
このブログでは、土作りについて第1回目「庭を掘り起こして、野菜や花に最適な土作りの始め方」についてお話しします。
「土作り」を毎年行うことによって、少しづつ野菜に適した土に生まれ変わっていきます。1年目より2年目。2年目より3年目というように立派な野菜が取れるようになるので、トマトちゃんと一緒に土作りをやってみましょう。
やっと春が来たね~~
今年も野菜を植えるよ~!たくさん食べてね
野菜きらいニャー
野菜を食べなきゃだめですよ~
我が家の家庭菜園もスタートです。
今年で10年目の家庭菜園になりました。
では今年も「土作り」から始めましょう。
土作りは苗を植える1か月前から余裕をもって4月初旬ころから「のんびり」始めます。
「土作り」って何?
土って作れるものなの?
「土」自体を作るんじゃなくて色々混ぜて耕すことだよ
一般的に「畑の土作り」というような言い方になっていますが、分かりやすく言うと
「植物が元気よく成長するための土の環境作り」
となります。
そんな面倒なことしなくたって買ってくるといいじゃないか~
土を全部買ったらお金がかかるよ
せっかく家の片隅に「土」があるのですから、必要最小限の出費で「土」を植物が成長しやすい環境に整えていきましょう。
プランターや鉢植えの場合は、買ってきた土が良いですね。
野菜を作るのにどんな土がいいの?
それじゃ~どんな感じの土がいいの?そこの土をそのまま使えばいいじゃない
そのままの土では野菜は元気に育たないんだよ。「ふんわり」とした土にしたいね~
野菜作りに良い土は、農家さんの畑の土のようにすることです。
土を踏んでみると「ふんわり」としていて、黒々としていますね。
土が「ふんわり」としていると、野菜の根がのびのびと張って、水分や肥料を吸収しやすくなるんです。
このように「ふんわりとした土」に変えていくことが、野菜づくりのポイントとなります。
ふんわりとした土とは?
ふんわりとした土を具体的に言うと、
「水はけと通気性そして保水性がよく、肥料を適度に含んだ、弱酸性から中性の柔らかい土」です。
土を掘り起こしてみよう
まずは土作りの第一歩!土を掘り起こすことから始めましょう。
みんなで掘り起こすよ~
がんばるど~!!
ハイハイ~!!
僕は現場監督ニャー
ひと冬ほったらかしの家庭菜園です。幅が2m、長さが5mで面積がだいたい10㎡の広さです。
雑草も伸びてきましたね。
雑草や小石などの雑物を取り除きながら、スコップで「天地返し」していきます。
天地返しとは、土にスコップを差し込んで、足で体重をかけると30㎝ほど刺さります。そしてテコの原理で土を持ち上げ、下だった土が表面に、表面だった土が下になるように掘り起こしていく作業です。
汗をかきながらのんびり1時間ほどで掘り起こしました。
いや~疲れたね!お疲れ様!!
つかれた疲れたニャー
スズは何もしてないじゃん~
トマトちゃんも遊んでただけじゃないの~
土作りは一夜にしてならず
私の住んでいる地域の土は「山砂(砂質土)」です。
家庭菜園を始めた当初は、もっと固くて黄色っぽい土の色で無機質な感じでした。
毎年土作りをした結果、10年で土も多少ふんわりと黒っぽい色になりました。
土作りは一夜でできるものではないんですね。
1年目より2年目、さらに3年目と確実によい土になっていきます。
野菜も同じように1年目より2年目、さらに3年目と大きくて立派な野菜が収穫できます。
一緒にがんばっていきましょう。
来年はさらに良い土になるんだね~
そうだね!ゆっくりと良い土に変わっていくんだね
最後まで読んでくれてありがとうニャー