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妊婦と猫【トキソプラズマ症】「9つの対策」

masaaki53
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みなさんは知っていますか?

昔から「妊婦が猫を飼うのはダメ!」と言われているということです。

今回は、猫の病気が妊娠中の胎児に与える可能性が稀にあるという事と、その対策のポイントについてお話しします。

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妊婦と猫(トキソプラズマ症)

その正体は「トキソプラズマ症」です。

妊娠中にトキソプラズマ症に初感染すると低い確率で胎児に重篤な障害や流産を起こす可能性があります。

しかし、実際のところ猫から人へ感染し障害を引き起こす可能性は極めて稀ということですが、0%ではないということです。

「トキソプラズマ症」は、トキソプラズマというアピコンプレクサに属する一属一種の寄生性原生生物(原虫)により起こされる感染症である。トキソプラズマはほぼすべての温血脊椎動物(哺乳類と鳥類)に感染能をもつ。一度感染すると終生免疫が継続するが、感染率は国・地域・年齢によって異なる。肉食習慣や猫の抗体保有率、衛生状態などが複雑に関連すると考えられる。ブラジル、フランスなどで感染率が高い。世界的にみると全人類の1/3以上(数十億人)が感染しているとされるなど非常に広く蔓延していることが知られている。健常者が感染した場合は、免疫系の働きにより臨床症状は顕在化しないか軽度の急性感染症状を経過した後で、生涯にわたり保虫者となる。しかし、HIV感染患者などの免疫不全者には重篤な症状を引き起こすため、十分な注意が必要である。また、妊娠中の女性が感染するとにより起こる先天性トキソプラズマ症は、死産及び自然流産だけではなく児に精神滞在、視力障害、脳性麻痺などの重篤な症状をもたらすことがある

参考:NIID 国立感染症研究所トキソプラズマ症とは

13年前の話になりますが、私はトキソプラズマ症のことを何も知らず、奥さんが妊娠しているのに子猫を1匹連れてきてしまいました。しかも喜ぶと思っていたのです。

奥さんの実家からも反対されました。

しかし!!膝の上でこのように寝る小さな命を見て「トキソプラズマ症の対策」についてしっかり調べようと決心したのです。

人への感染

トキソプラズマの人に対する感染は、加熱不十分な食肉に含まれる組織シスト、あるいはネコ糞便に含まれるオーシストの経口的な摂取により生じる。眼瞼結膜からも感染するが、空気感染、経皮感染はしない

日本では主な感染源として従来豚肉が重要視されてきた。豚のトキソプラズマ症の報告について少なくなってきているものの、依然として報告例があり、特に沖縄県においてはむしろ発症数に増加傾向がみられ、注意が必要である。沖縄県において豚のトキソプラズマ症は、屠畜検査における全部廃棄対象疾病の中でも未だ上位を占めている。豚に限らずトキソプラズマは全ての温血動物に感染可能であるため、魚介類を除き、哺乳類であるクジラを含めた獣肉や鶏肉の生食や加熱不十分は常に感染リスクを伴う。妊婦もしくはその可能性のある方は、肉の生食は控えるとともに、肉を調理する際には、中心部まで十分に加熱する事や、まな板を肉用とその他用に分けるなどの対応が必要である。なお、食肉中のシストの不活化には、中心が67度になるまでの加熱、あるいは中心部が-12度になるまでの凍結が有効であるとされる。電子レンジでの加熱では内部温度の十分な上昇が得られないため必ずしも確実であるとはいえない。なお冷蔵処理では原虫を排除できないため注意が必要である。

食肉以外にも、近年は水や土壌経由の感染事例が散見され、特に水系伝播では、アウトブレークが報告されるなど、環境からの感染リスクも無視できないものとなっている。環境からのトキソプラズマ感染は、終宿主である猫の糞便に含まれるオーシストにより引き起こされる。オーシストは-20度で1か月程度生存可能であることが示され、また次亜塩素酸やエタノールを含む多くの消毒剤が無効であるため注意が必要である。ガーデニングや砂場など土壌との接触、感染した猫との接触、井戸水、湧き水等の無処理の生水の接種は感染の確率を上昇させる。感染した猫がオーシストを排出するのは、初感染数日後からおよそ2週間までの間のみであり、また、排出されたオーシストが成熟し感染能を獲得するまでに少なくとも24時間を要するとされるため、糞便の処理を毎日(24時間以内で)実施することにより感染力のあるオーシストとの接触を回避できる(このときトイレ容器は熱湯で消毒することが望ましい)よって、妊娠を理由に飼い猫を処分する必要はないが、猫の糞便の処理は妊婦以外の者が行うことが望ましい

参考:NIID 国立感染症研究所トキソプラズマ症とは

トキソプラズマ症の対策

  • 妊婦は生肉を食べない
  • 肉は中心部までしっかり過熱する。
  • まな板を肉用とその他用に分ける。
  • 妊婦はガーデニングや砂場に触れない。
  • 妊婦は井戸水・湧き水を飲まない。
  • 妊婦はネコの糞尿の処理を行わないこと。
  • 猫のトイレは清潔を保つ。(24時間以内に必ず清掃)
  • 猫のエサはカリカリのみ(生肉は与えない)
  • ネコは外には出さない(土には触れさせない)

この9つの対策が非常に重要です。

結果は、何事もなく無事に娘が生まれて親子3人と猫2匹で仲良く暮らしております。

猫たちはいまだに外へは出していません。家の中のみです。

エサはカリカリだけですね、おやつにチュルチュル。

糞尿処理は今でもハゲおやじが担当でございます!

スズとの出会い

もう13年も前の話です。

スズと出会ったのは今住んでいる町の市役所の入り口です。

仕事で市役所に打ち合わせに行く用事があり、市役所の玄関ホールに入ると職員の方が「捨て猫ですがもらってくれませんかー」っと来客に呼び掛けていました。

猫好きの私は早速覗きに行きました。すると、段ボール箱に子猫が数匹入っていたのです。仕事があったので、少し除いただけですぐに立ち去りました。

仕事の打ち合わせが終わり、帰り際にもう一度立ち寄りました。

段ボールの中をのぞくと4匹~5匹の子猫たちが「猫鍋」状態で、じゃれたりくっ付いたりと猫好きにはたまらない状況だったのです。

その状況の中、段ボールの一番前で私の目を見ながら「ニャー」っと鳴いていた一匹の子猫が、「私を連れてって」っと言っているように聞こえたのです。

私はその子猫を抱きかかえて撫でてしまったのです。

毛並みも良いし目脂もついていないし奇麗だし・・それに可愛いし(*´▽`*)

「この猫もらいます」何も考えずに・・

周りの人が「おーーー」っと、喜んでくれたのを今でも覚えています。そして、取り合えず子猫をポケットに入れて奥さんに相談もしないでもらって来てしまったのです。

これがスズとの出会いです。

そして最初にお話ししと通り、奥さんはちょうど子供を妊娠していた時だったのです。

スズをもらってから数週間後、スズ以外の子猫たちがどうなったのかが気になったので再度市役所に行ったときに子猫たちのことを職員さんに尋ねました。

「他の猫たちは里親が見つからず、かわいそうだったのですが保健所に持っていくしかなくって‥」

結局、スズだけが助かったということでした。

悲しいですね。

猫や犬がほしい!!とおもったら計画的に飼うのがいいのかもしれませんが、出会いというものは突然来るものなのです。都合よくいかないものですよね。

でも一度飼うと決めたら全力で小さな命を守らないといけません。

おもちゃのように飼えなくなったから捨てるというわけにはいかないのです。

去勢手術も行い、同じような子猫を増やさないようにしないといけませんね。

我が家のネコ2匹は大事な家族です。

スズも13歳になりました。いつかは介護が必要になってくるかもしれませんが、最後までお世話する覚悟です。

以上、最後までお付き合いしていただきありがとうございました。

参考文献:NIID 国立感染症研究所トキソプラズマ症とは

参考文献:Wikipediaトキソプラズマ症

ABOUT ME
まさあき
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ネコ好き
親子3人と猫2匹 のんびり家庭菜園を楽しみながら暮らしています。節約・副業にも少しずつ挑戦しています。
雑種キジトラ長毛女の子2007年10月~2023年10月スズ。雑種キジトラ短毛女の子8歳ミルク。雑種女の子2歳白多めのレイ。
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