【畝】を立てて【マルチ】を使ってみよう!
このブログを読んでいただけると、「畝」の立て方と「マルチ」の必要性がわかります。
「マルチ」とは黒くて薄いビニールシートで畝を覆ってしまうものです。マルチを張ったところは、雑草が生えてきませんし、水分が蒸発しないので水やりも少なくて済みます。
肥料を混ぜて1週間がたったよ~
畝を作ってマルチを張ろう~
土作りが終わったら「畝(うね)」を立てましょう。
畝は「ひも」を張って真直ぐ丁寧に作りましょう。
90㎝幅のマルチを使うので畝の幅が50㎝なるように作りました。
畝(うね)
畝とは
畑で作物を作るために何本も間隔をあけて細長く直線状に土を盛り上げたところのこと。
畝のメリット
- 水はけがよい
- 栽培箇所がはっきりしている
- 根菜類が育ちやすくなる
平畝
水はけがよく、耕土の深い菜園に適した方法で、土地が無駄なく利用できます。
土を平らにならしたままの状態で、畝幅に沿って種をまいたり、苗を植えたりする方法と、100㎝~120㎝幅、高さは5㎝~10㎝程度の畝を作って栽培する方法があります。
高畝
水はけの悪い畑や、耕土の浅い菜園では、高畝にして栽培します。
また、高畝にすると地温が上がりやすいこと、空気が入りやすいことから、こうした条件を好むキュウリ、露地メロン、スイカ、ナス、サツマイモなどの栽培に適しています。高さは10㎝~15㎝程度の畝を作って栽培します。
畝の方向
冬場の栽培は、畝の地温が上がりやすい「東西畝(東西に長くする)にして日あたりをよくするのがよく、春から夏の栽培は畝に平均して日が当たる「南北畝」にします。
また、海岸などの一定方向から風が吹く地方では、畝の間に風が通りやすい方向に向けて風の被害を少なくするようにします。
うちは南北にしてるニャ
南北畝は日影ができにくいんだよ。丈の高い野菜でも一日を通して株全体に日が当たるよ!
東西畝は、畝を作る場所や植える野菜に注意が必要だよ~。どうしても北側に日影ができちゃうから、丈の高さを考えて植えなくっちゃね
畝たて完成~~
マルチ
ワラやマルチフィルムで畝を覆います。
マルチングの効果
- 地面の温度調節
- 土の中の水分を調節…水分が蒸発するのを防ぐ。乾燥しない
- 泥はね防止…雨ではねた土で病気になるのを防ぐ
- 雑草抑制
- 土が必要以上に固まるのを防ぐ
うちは黒マルチ(95㎝×50m厚さ0.02㎜)を使っているのよね~
夏野菜の管理にはマルチがおススメ!!
水やりの回数も減りますし、雑草も生えてきません。
マルチの種類
- 黒マルチ…光を通さないので雑草を押さえ、地温の上昇を防ぐ。夏野菜におススメ
- 銀黒マルチ…黒まるちに加えて、害虫のアブラムシを寄せ付けない
- 透明マルチ…光を通し、地面の保温効果がある。冬野菜におススメ。
畝より少し幅広いマルチシートを選ぶことがポイントです。あまった両側を土に埋めて固定し風で飛ぶのを防ぎます。
マルチを張るときは、マルチ固定用の土も考慮して配分しておくと良いですよ~
マルチを張るときは風のない日がいいね。風が強いと上手く固定できないニャー
おわりに
畝を作ってマルチを張るメリットについてお話ししました。
畝の方向や高さなどは、栽培する野菜の種類や日当たり風向きなどの条件によって決めましょう。
マルチはとてもおススメです。
値段もそれほど高価なものではないですし、ホームセンターで気軽に購入できます。
水やりも少なくて済むということと、特に8月・9月の雑草対策にとても有効です。
うちの狭い畑でも雑草は次々と生えてきて、手に負えなくなるんです。
雑草抜きはきらいだよ~
でも、これで畑っぽくなったわね~
最後まで読んでくれてありがとうニャー