おいしい【大根】おススメは「夏まき秋どり栽培」
こんにちは!トマトちゃんです
みんな大好き!大根を育ててみるよ
私たちが毎年植えている大根は「夏まき・秋どり栽培」です。
比較的簡単で育てやすく、美味しい大根が収穫できます。
では、種まきから収穫までの大きな流れを紹介していきます。
タネ
今年も大根の種は「耐病総太り」を使いました。
名前の通り、先端まで太くて病気に強い品種です。
しかも60日程度で収穫できます。
家庭菜園で収穫し終わった8月下旬、トウモロコシの収穫し終えた場所に、秋に収穫できる「大根」の種を蒔きました。
幅60㎝の畝に1条、3~5粒づつ点まきしました。
大根の真下に、小石やゴミはもちろんですが、肥料・未成熟堆肥があると、根の先端が傷つき「股」なってしまいます。
土作りについてはこちら↓
発芽
種を蒔いてから3日程度で発芽します。
芽が出ると本当に嬉しいね
根切虫にやられないように祈るばかりです。
間引き
間引きは2~3回に分けて行います。
1回目は2枚目の本葉が伸び始めたころに3本立ちにします。
2回目は本葉が3~4枚のころに2本立ちにします。2本立ちのままでも十分大きな大根が収穫できます。
3回目は本葉が5~6枚のころに1本立ちにします。
下の写真は本葉が5枚で6枚目が生えてきた時のモノです。
間引きした大根は美味しく食べるんですよ
追肥と土寄せ
追肥は1本立ちに間引きした時と、その2週間後ぐらいに「化成肥料」を畝の周りに軽く撒きます。
1㎡あたり1握り程度です。
追肥した時に「土寄せ」を行います。
土寄せは株元に根肩が隠れるところまで土をかけてあげます。
収穫
種蒔きからおおよそ60日経ちました。
そろそろ収穫できるね
立派に育ってくれました。
庭の家庭菜園はこのような状況です。
横から覗いてみると、大根の首が太くなってきました。
抜いてみるよ~
太いけど少し短いニャー
大根の先まで太い総太が収穫できました。
虫に食べられて大きな穴が開いています。
全部抜かないで、とりあえず半分だけ抜いておきました。
収穫した大根は、土の中に埋める貯蔵方法があります。
穴を掘って収穫した大根を入れて20㎝程度土をかぶせます。
冬季間は大根が凍ってしまうと腐ってしまうので、凍らない深さまで埋めると一冬貯蔵することができます。
大根マンノックダウン!!
少し怖いニャー
おいおい・・・
おわりに
いかがだったでしょうか。
大根の種蒔きから収穫までの様子を写真と共にお話ししました。
一口に大根といっても、様々な品種のものがあります。
秋どり用には、練馬・宮重・守口・聖護院・理想・大蔵
春どり用には、二年子・三浦・桜島
夏どり用には、春まき美濃早生・亀戸・時無
など、栽培時期で分けるとこのようになります。
小さな家庭菜園でも美味しい大根が収穫できるので、是非育ててみてはいかがでしょうか。
今夜の夕食は、採れたての大根の煮物にしますよ~
わ~い!楽しみだね
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発行所:株式会社主婦の友社