夏休みの自由研究|扇風機VS直射日光:氷の融ける速さを徹底検証
毎年恒例となった娘の「夏休みの宿題」。
その中でも一番の大物が「自由研究」ですね。
毎回、自由研究の内容には頭を悩ませるものです。
そこで今回のブログでは、娘が実際に行った「自由研究」の内容を写真と共にご紹介します。
自由研究「氷が早く溶けるのはどれ?」
研究のテーマは「氷が最も早く溶けるのはどれか?」です。
氷を3つ用意し、それぞれ異なる「環境」下で、氷がどれだけ早く溶けるかを比較しました。
比較した環境は以下の通りです。
- 直射日光に晒した氷
- 日陰に置いた氷
- 日陰に置き、扇風機を使って風を当て続けた氷
使用したもの
- 紙コップ3つ
- 水(氷作成用)
- 紙皿3つ
- 温度計2個
- 扇風機
- 電気の延長コード
- はかり
研究場所
実験は野外で行いました。
日陰と日向が必要なので、屋根のある場所が最適です。
準備
前日の準備
3つの紙コップに水を100gずつ入れ、冷凍庫で1日程度凍らせました。
天気予報の確認をします。
天気が悪い場合は、実験を延期します。
理想的には、直射日光が強い日が最適です。
当日の準備
日陰と日向に温度計を設置します。
コンセントから延長コードを用いて、扇風機を稼働させる位置に電気を供給します。
氷を紙コップから取り出して、それぞれ紙皿にのせます。
日陰、日向、扇風機の前に氷を配置して、実験を開始します。
自由研究の実験
午前10時20分実験開始です。
以下の3つの環境を用意しました。
①直射日光の下に氷を配置。
温度計は40度を記録。
②日陰に氷を配置。
温度計は約28度を示しています。
③日陰に氷を置き、扇風機で風を当てました。
結果
溶ける速さを順に並べると、③→①→②の順番でした。
③の扇風機で風を当て続けた氷が最も早く溶け、次に①、そして最後に②が溶けました。
11時10分③の写真です。
実験開始から50分後です。
①直射日光に当てた氷です。
11時35分①の写真です。実験開始から1時間15分後に融けてなくなりました。
②日陰に置いた氷です
同じく11時35分②の状態ですが、半分ほど融けないで残っています。
ここで順位が確定したので実験終了です。
③の扇風機の風に当てた氷が、①の直射日光に当てた氷と25分の大差をもって先に融けたのには驚きました。
この日は気温が30度近く、日光の下では40度を超えていました。しかし、風を当てると氷はさらに早く溶けるという結果になりました。
まとめ
夏休みの宿題「自由研究」についてお話ししました。
自由研究のテーマは「氷が早く融けるのはどれか?」という事で、3種類の環境を作り、実際に実験してみました。
3種類の環境とは、以下の通りです。
- 直射日光を当てた氷
- 日陰に置いた氷
- 扇風機で風を当て続けた氷
結果は
③→①→②
③の扇風機の風を当て続けた氷が最初に融けました。
それから25分後に①の直射日光に当てた氷が融けました。
ということで、風あてると氷は早く溶けるということが分かりました。
皆さんの予想はいかがだったでしょうか。
この情報が夏休みの宿題の参考になれば幸いです。