なぜ50代の専門職こそ発信すべきなのか|現場の知識は「資産」になる
「発信なんて若い人がやること」。
そう思っている50代の方は、多いのではないでしょうか。
私も数年前まで、まさにそう思っていました。
でも、土木一筋34年だった私が実際に発信を続けてみて、考えが180度変わりました。
発信は若い人のものではありません。
むしろ、長年ひとつの仕事を続けてきた50代の専門職こそ、発信に向いています。
今回は、その理由を私なりに言葉にしてみます。
読んだあと、少しでも「自分にもできるかも」と思ってもらえたらうれしいです。
あなたの「当たり前」は、誰かの「知りたい」です
50代の専門職が発信をためらう一番の理由は、「自分の仕事の知識なんて、誰も興味ないだろう」という思い込みです。
でも、これは大きな勘違いです。
あなたが何十年もかけて身につけて、いまや息をするようにこなしている作業は、その道に入ったばかりの人にとっては、喉から手が出るほど知りたい情報です。
あなたにとっての「当たり前」と、初心者にとっての「知りたい」のあいだには、何十年ぶんの差があります。
その差こそが、発信する価値そのものなのです。
自分では平凡だと思っている知識ほど、実は一番需要があります。
経験の厚みは、若手には絶対に出せません
いまは情報があふれる時代です。
ネットで検索すれば、たいていのことは出てきます。
では、なぜそれでもあなたの発信に価値があるのか。
それは、ネットに転がっている情報の多くが「調べただけの知識」だからです。
実際に現場で手を動かし、失敗し、うまくいかない理由を体で覚えてきた人の言葉には、調べただけの情報には絶対に出せない厚みがあります。
「教科書ではこうだが、現場ではこうなる」「この手順を飛ばすと、後でこう困る」。
こうした生きた知識は、長年その仕事をしてきた人にしか語れません。
経験の厚みは、若さや器用さでは埋められない、50代だけの武器です。
失敗の数こそ、最大のコンテンツです
長く働いていれば、その分だけたくさん失敗もしてきたはずです。
私も数えきれないほど失敗してきました。
でも、その失敗こそが、発信では最高の材料になります。
なぜなら、これから同じ道を歩む人が一番知りたいのは、成功談ではなく「どこでつまずくか」だからです。
あなたが過去にやらかした失敗、その時どう乗り越えたか。
それを語れるのは、実際に失敗を経験してきたあなただけです。
若い人には、まだその失敗のストックがありません。
長く続けてきた人ほど、語れる失敗が多い。
これは、年数を重ねた人だけが持てる財産です。
発信は「もう一つの収入の柱」になります
ここまでは知識の価値の話でしたが、現実的なメリットもあります。
発信は、本業とは別の収入の柱になります。
私の場合、現場の知識を動画やブログ、教材という形にしてきました。
最初はお金のためではありませんでしたが、続けるうちに、本業以外の収入が少しずつ生まれるようになりました。
50代は、定年やその後の暮らしが見えてくる年代です。
給料という一本の柱だけに頼るのは、これからの時代、少し心もとない。
本業で積み上げた知識を発信に変えておけば、それが将来の収入源になります。
これこそ、このブログで言い続けている「資産構築」のひとつの形です。
知識は、貯金よりも価値が下がりません
最後に、私が一番伝えたいことを書きます。
あなたが持っている専門知識は、お金以上に価値のある資産だということです。
お金は使えば減りますし、銀行に預けてもほとんど増えません。
でも、知識は違います。
発信という形にして外に出せば、何度でも人の役に立ち、あなたの信頼となって返ってきます。
動画も記事も、一度つくれば、あなたが寝ている間も働き続けてくれます。
これは、目に見えるお金とは別の、もう一つの資産です。
34年かけてためてきた知識を、私はこれから、こうして少しずつ資産に変えていきます。
まとめ:始めるのに、遅すぎることはありません
50代の専門職が発信に向いている理由を、5つお話ししました。
当たり前の知識に需要があること、経験に厚みがあること、失敗が材料になること、収入の柱になること、そして知識は減らない資産だということ。
どれも、長く真面目に働いてきた人だからこそ持てる強みです。
「もう歳だから」は、始めない理由にはなりません。
むしろ、これまで積み上げてきたものが多い人ほど、語れることがたくさんあります。
あなたの34年、20年、その経験は、必ず誰かの役に立ちます。
実際に私が土木一筋からYouTubeを始めて、どう続けてきたかは、こちらの記事(「土木一筋34年の50代が、YouTubeで登録者1万人になるまでにやったこと」)で具体的にお話ししています。
考え方に共感していただけたら、次は始め方の実話も読んでみてください。
※本記事は、私個人の経験と考えを紹介するものです。
発信による収入には個人差があり、成果を保証するものではありません。
